KILA KILA やっぱりスペシャルな場所では、スペシャルなことが起きるもんだ。
昨日のGRASS ROOTSはヤバかった!DJKENSEI氏がミラクル5hoursロングプレイをかましてくれて、最高最強の体験をさせてくれまして、今でも興奮冷めやらず。そのお陰で夜まで寝ることができず、その勢いで思わずクローネンバーグの2本立てを早稲田松竹まで見に行った。 kenseiさんのことは昔から大好きで、毎回間違いないDJをしてくれる最高の人ではあったんですが、この夜ほど彼のDJに乙女としてときめいた日はなかったかもしれない。乙女としてのドキドキをちょっぴり取り戻した感じ。
雨の夜だったにも関わらず、光くんの「月光」はキラキラ輝いてたなぁ。。本当に心の底からアリガトウって思った。GRASS ROOTSのPOWERって本当に果てしない。
光くんといえばINTERNETのBEATS IN SPACE(
http://www.beatsinspace.net/main.html )というサイトにあがってるMIXが最高。瞳孔が開いちゃう感じの攻撃的なMIX。ゆらゆらの坂本さんのとか、KENTさんとか、いろんなDJたちのMIXがUPされていてとってもいいサイト。ダウンロードで音楽を聴く習慣がなかった私も遂にネットを頼るようになりました。これはいったい本当にどんな時代になってしまったのでしょう。
そして、私は今夜もGで曼荼羅の続きをやるのでしょう。
階段もいよいよ寒すぎる季節になってきた。
GUERILLA先週の木曜日はRILLA君のPARTY『GUERILLA』でOHPをやった。天井がOLEO氏のデコでボコボコしてるため、全体に見えるように映せなかったのが残念だったけど、個人的にはいろいろ実験してみたりとっても楽しかった。
いいタイミングで写真を撮るのを忘れたけど、途中の感じは撮りました。
↓顔の作りかけ

↓水や油を使用

↓洗剤をあわ立てたのを投影するとこんな風になります。綺麗
BLACK SMOKER RECORDS私がパッケージステッカーをデザインしたBLACK SMOKER RECORDSのお香ができた!なんかいい感じ。もったいないからまだ開封しない。
新しく出たパーカのおまけについてます。おなじくおまけでついてくるTHINK TANKのLIVE盤CDの盤面JACKETもデザインしたので、そろそろ届くはず。こちらも楽しみ。


12月5日発売。BLACK SMOKER RECORDSの通販で買えると思います
↓を要CHECK!!
http://cart1.fc2.com/cart/blacksmoker/?fcs147993=f4802299b67776850339cfab61e7f056 KILLA-JHAZZ&KILLER-BONG&GUITERBONG/@LIVE2
どんどんRELEASEがあるBLACK SMOKER。新作は久しぶりのGUITER BONGの作品。GUITERをかきならしてる横でデザインをしたらいい感じだった。
即興のGUITER。素晴らしすぎた。彼はやっぱり天才。彼が作った暖かい国のトリたちがコラージュされたJACKETもとってもいい。
CHI3CHEEのライブ音源も出た!CHI3CHEEの音は、ビートをガッツリ感じさせながらもSAXで甘い世界や頓狂な世界へ行き来させてくれる。女性たちにも特にオススメ。KBが描いたJACKETがなんだかほのぼのしていてとってもいい。
MOVIE 映画を観て、映画の主人公になった気持ちで日々の生活を送ると、不思議と普段は気づかない幸せを感じる。こんな忙しい世の中で大切な何かを失わないためにも映画を観る。ときには言葉をもらい、ときにはインスピレーションをもらい、幸せをもらい、真実に気づく力をもらう。
『CRIME & DIAMOND』
監督/脚本:クリス・バー・ヴェル
出演:クリスチャン・スレーター、ティム・アレン他
ホテルの一室で殺し屋(ティム・アレン)に手足を縛られ、銃をつきつけられて今にも殺されそうになったクリスチャン・スレーターが、自分自身の物語を殺し屋に語って聞かせるという話。監禁しながらも『ティファニーで朝食を』を観てむせびないてしまうほどの映画好きである殺し屋は、クリスチャン・スレーターの映画のようなハラハラドキドキな話にのめりこんでしまう。 映画のセリフをうまく引用したり、テンポのいい展開、映画好きならではの変な突っ込みを入れる殺し屋もおもしろいし、全体的にいい雰囲気だし、この映画好きだな。
『ビッグ・フィッシュ』
監督:ティム・バートン
出演:ユアン・マクレガー他
長い間すれ違ってきた父子の話。これまでホラ話ばかり話してきた父親に完全に嫌気がさしていた息子だけど、父親の死がそろそろ迫ってきて寝たきりになってしまう。そんなとき、父親が語ってきた物語は全て嘘ばかりではなかったという様々な事実を知り、父親をだんだん見直していくという話。どこまでが嘘か本当かわからない父ちゃんの話は、とっても夢があって小気味良くておもしろい。突っ込みどころはいろいろあるけど、見たあと本当に気持ちよくなれる。
『アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生』
監督/脚本/制作:バーバラ・リーボヴィッツ
ジョン・レノンが暗殺される数時間前に裸でヨーコに抱きついている写真を撮ったカメラマン、アニー・リーボヴィッツのドキュメンタリー映画。え!これもアニーの作品だったの?と、素敵だなって思っていた有名人の写真がどんどん出てくる。ROLLING STONE誌のオフィシャルカメラマンのアニーは、実にいい写真をたくさん撮る。いい写真を撮るために、バンドの中にも溶け込む。常に新しい発想を試みる。そして、実際の目では見えないオーラまでをも写真に表現する。家族写真も、映画のスチールも、戦争写真にも全て本気で取り組む。あぁぁぁぁ、アニーカッコイイ。いっきに好きになっちゃった。彼女の写真にはいろいろいいのがあるけど、個人的には炎の前ですごい顔してたたずむパティ・スミスの写真が一番好き。この映画を観てから、一時期(カメラが壊れていたため)やめていた写真をまた再会したくなった。実にいい映画だったな。
『ハピネス』
監督:トッド・ソロンズ
出演:ジェーン・アダムス、フィリップ・シーモア・ホフマン、ディラン・ベイカー
美しい人気女流作家の次女、息子と旦那と幸せな家庭を築く長女、何をやってもダメな三女の話。アメリカっぽい感じの普通の人々の普通の暮らしのシーンが最初は続くが、だんだんとおかしなところが見えはじめてくる。精神科医である長女の旦那は息子の友だちをレイプし、作家の次女はスランプに陥り、猥褻な電話をかけまくったり、両親は離婚の危機におちいったり。ちょっと前のアメリカ映画だったら触れないような病んだ今の現代社会を普通にごくたんたんと描いているのがすごい。人生には狂気は常に隣り合わせだし、いつ何が起きるかわからない。
『バニラ・スカイ』
監督:キャメロン・クロウ
出演:トム・クルーズ、ペネロペ・クルス
スペイン映画「オープン・ユア・アイズ」(97年)のリメイク。ハンサムで裕福でプレイボーイなトム・クルーズが、ペネロペと恋におち、それを知り嫉妬に狂った女(キャメロン・ディアス)の暴走車で事故にあう。その後一命はとりとめたが、顔がグチャグチャに変形して、最悪な毎日がはじまる。が、酔いつぶれて道に転がったあとからだんだんと夢と現実の区別がつかなくなってくる。実はある会社が低温保存でトムさんを保存し、自分が思い描いたことが叶うというリアルな夢を見させられていたー!自分が思い描くとおりの人生が送れる夢の中で生きるか、厳しい現実の中で生きるかの決断を迫られる。どっちがいいんでしょうね。ずーっと夢の中で楽しいんだったらそれでもいいかもしれないけど、やっぱり人間は厳しくても辛くても現実を戦いながら生き抜くことに意味があるんだと思う。音楽がradioheadだったり、なんだかなつかしい。
『キューブ■RED』
原題: LA HABITACION DE FERMAT/FERMAT'S ROOM
監督:ルイス・ピエドライータ
4人の数学者や天才たちに、ある謎解きの問題が送られ、正解を返送すると謎解きパーティに招待されるという話。
パーティでは問題がメールで送られてきて、1分以内に答えられなかったら部屋の壁が迫ってくる本来なら緊迫感のありそうな話なのに、出てくる問題も、なんとなくどこかで聞いたことがあるし、壁が迫ってきているというのに別のことばかり考えているし、なぜこのようなことになったかもイマイチ納得がいかなくて、私的には普通のテレビドラマを観た感じです。日本語のタイトルは「キューブ」ではなく、現代そのまま「フェルマーの部屋」でよかったのではないかしら。
『ファーストフードネーション』
監督:リチャード・リンクレイター
リチャード・リンクレイターの新たな一面を見た感じ。『テープ』にしても『ウェイキング・ライフ』にしても、彼は新しいことに挑戦するのが好きなんだね
この映画は『ファストフードが世界を食いつくす』(エリック・シュローサー著 草思社刊)を元に、アメリカのファーストフード界にまつわる実態を描いていく。ハンバーガーチェーン店の本社、下請けの移民、学生アルバイトの三つの視点から物語は進む。 食の安全性問題、不法移民の劣悪な職場環境、そしてそれを知らずに売る店、バクバク食べる私たち。 真実を知りたがらない(知らないほうが幸せ的な)若者は多いけど、どんな悪いことでも真実を知った上で自分で見極めて判断していかなければいけないと思う。『スーパーサイズミー』も観たし、どんだけ悪いかわかってる私ですらたまにどうしても食べたくなるファーストフード、恐ろしい。それが発展途上国であろうと世界各地に広がってるのもまた怖い話だ。
『フライトプラン』
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ジョディ・フォスター他
ジョディ・フォスターが出るサスペンスものは嫌いじゃないけど、この映画はつまらなかった。航空設計士の夫が死に、棺を乗せて娘と飛行機で移動中、娘がいなくなって大騒動。娘が搭乗したという記録も抹消されていて、周囲からは夫が死んで頭が変になった母ちゃんが大暴れしている、、、と思われてきて、観ている側もどっちが本当かわからなくなってくるっていう話。ジョディの演技に比べて、つじつまが合わないことがたくさんあるし、伏線が足りないし、犯人がわかっても何もスッキリしなかった。
『閉ざされた森』
監督:ジョン・マクティアナン
出演:ジョン・トラヴォルタ、コニー・ニールセン、サミュエル・L・ジャクソン
米軍のレンジャー隊数人が嵐の中で消息を絶つ。数時間後3名が発見されたが見方同士で打ち合い、1人が殺されてしまう。その真相を残った2人に尋問していくが、2人の言い分が矛盾する。様々な行動の中から何が起きたのかだんだん解明されていく話。あまり、夢中になって見ていなかったからか、いろいろどんでんがえしが起きるんだけど、結局何だったのかよくわからなかった。この映画は観たけど観てないに等しいっす。
『ディック&ジェーンの復習は最高』
監督:ディーン・パリソット
出演:ジム・キャリー、ティア・レオーニ
会社で昇進も決まり、裕福で順風満帆な人生を送っているように見えたジム& 奥さんだったけど、会社が倒産し突然先の見えない生活がはじまってしまう。どうにかお金を得るために2人はなぜかナチュラルに強盗になっていく。かなり苦境に立たされているにも関わらずノー天気に次々と解決のために行動していくのがいい。やっぱり現実は苦しいけど、明るく楽しくやっていくのが一番。深く考える内容のことを楽しく見られる普通におもろい映画。
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ他
喫茶店を営みながら家族と平穏な生活を送っていた平凡な男が、ある日、店に強盗に入られ、思わずその強盗を銃で撃ち殺してしまい、英雄として新聞やテレビでもてはやされるようになる。その日をきっかけにフィラデルフィアのマフィアからつけねらわれるようになり、男の過去に疑問が生まれてくるって話。
それにしてもヴィゴ・モーテンセンの演技が本当に良かった。途中まで必死に普通の男でいることを保っていたけど、マフィアが家まで来て撃ち殺されそうになった瞬間、目つきが変わり殺し屋の顔になる。その顔つきの変わり方がすごい。そしてカッコイイ。ヴィゴ・モーテンセンのこと、特に気にしてなかったけど好きになった。そして、身近かなある人物になぜかすごく重なる感じがした。
最後までどうなるどうなる?で楽しめるいい映画。
クローネンバーグは、シーンの全てがよくできてる。毎回ドッキリさせられるし。奇をてらわず、だけどちょっと奇な映画は大好き。
『イースタン・プロミス』
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ヴィゴ・モーテンセン、ナオミ・ワッツ他
クローネンバーグ2本立ての2本めもヴィゴ・モーテンセンが主役。今度の役は自分の感情をほとんど捨ててしまったロンドンで活動するロシアマフィアの運転手。クールで感情を一切出さずオールバックで黒いスーツでびしっときめてるヴィゴもよかった。『ヒストリーオブ〜』ではヴィゴが経営する店にいる人のいい料理人の役だった男が、ロシアマフィアのボスの息子になっていた。根はいい奴だけど、うそつきでどうしようもなくてムカツク男。こいつにヴィゴが振り回される。ボスにも振り回される。けっこう厄介な役。
それにしても2本いっきに観たけど両方ともヴィゴがめっちゃ強くて不死身すぎてビビッた。こんな強いのいいなぁ。
おもしろかった。